続 カッコの付け方

AWSを始めとしたクラウドコンピューティング全般と、唯一神emacsにおける()の付け方についてだらだら書きます

RDSスナップショットでリストアしてみる

皆さんバックアップしていますか?

 

もちろんしてますよねー

 

じゃあリストアしたことありますか?

 

したことないです、ではダメですよねー

 

バックアップはリストアが正常に動くことがわかって初めて意味をなします。家に着くまでが遠足と同じです。というわけで、RDSのリストアをやっておきましょう。ご存知の通り、RDSは自分の容量分のスナップショット容量が無料です。スナップショットの実容量は、差分のみでカウントされるので、よほど容量カツカツで使っていない限り、実質追加のスナップショット代は発生しません。ですので、バックアップは最長の31日とっておくことを強くオススメします。

 

で、肝心のリストアですが、現在稼働中のDBに対してリストアをかけることは出来ません。新しいRDSインスタンスを立て、そちらにリストアすることになります。つまり、Webサーバー等から利用している場合、エンドポイントの変更をする必要があります。

 

早速やります、と言ってもたったの2ステップです。

RDSのSnapshotから使うスナップショットを選んで

f:id:iga-ninja:20141223144823p:plain

 

新たに建てるDBインスタンスを指定します。ディスクのタイプは変更不可能です。

f:id:iga-ninja:20141223144824p:plain

 

 

これだけです。特に書くこともないので、スナップショットの他リージョンコピーもやってみました。結構時間がかかります。お財布とも要相談ですが、他リージョンによるDRをお考えの場合は、定期的にスナップショットを転送したほうが良いです。

 

f:id:iga-ninja:20141223144825p:plain

 

この後

f:id:iga-ninja:20141223144826p:plain

以上、注意書きの通り、完了までにはしばし時間がかかります。

 

最近であれば、リードレプリカから復旧させるという方法もありますが、なんとなくスナップショットからの復旧が鉄板で一番確実かなと思います。利便性や復旧そのものの早さと、確実性をうまく選びたいと思います。とくに障害復旧が必用なときは、心に余裕がないはずなので、なるべく(技術的にも、手順的にも)シンプルな方法が良いと思います。