タグがもてはやされてはや5年(ぐらい?)タグの良い所は、ブックマークと異なり、1つのものに対し、複数のタグが付けられることです。私の大嫌いなことに、カテゴリ分けがあります。カテゴリもブックマークと同じようなもので、原則どこか1つに属することになります。ここがカテゴリのだめなところです。
どこか1つに属するということは、必ず「これはどちらに属するものなのか?」を判断する無駄な時間が発生してしまいます。さらに悪いことに、運用開始前に決めたカテゴリが、いざ運用してみると現実に即していなかったり、意味を成していなかったり、しかもカテゴリ分けに失敗すると、そのデータは永遠に見つからない可能性があります。
それらを解決するのがタグです。タグは思いついたらつければ良いので、ふわっとした状態から初めて、実態に合わせて変えていけばよいのです。タグ名が気に入らなければ、付け替えるどころか、新たなタグを付けてしまえば良いのです、元のタグはそのままで。
いまさらタグの話で話が長くなりましたが、EC2のマネージメントコンソールにTagsメニューが増えていました。それを押してみると、なんとすでにAWS側で自動的に色々タグを付けてくれているようです。
ElasticBeanStalkで作成したインスタンスやELBに自動的にタグがついております。これはナイス!
また、複数のオブジェクトに一気にタグ付けのコンソールも使いやすくなっています。
ただ、個人的には インスタンス -> ボリューム -> (スナップショット)までを一気通貫で自動タグ付けしてくれるとありがたいなーと思います。
タグの便利な使い方としては、バックアップ対象のディスクを指定する場合に使うことが挙げられます。1つのインスタンスが複数のディスクを持っているが、特定のディスクだけバックアップしたいときに、タグを付けておけば区別出来ます。