続 カッコの付け方

AWSを始めとしたクラウドコンピューティング全般と、唯一神emacsにおける()の付け方についてだらだら書きます

俺が選挙に行く理由

選挙直前だが、なんとなく書きたくなったので書く。俺が選挙に行く理由、それは 祭りに参加したいから!

俺の今まで

俺と選挙

俺はいわゆるロスジェネ世代。俺が若者のときももちろん、「最近の若者の投票率ガー」と言われてたが、そんなの構わず、1回を除いてすべての選挙権は行使している。唯一投票できなかったのは、2週間ぐらい風邪で寝込んだことがあり、そのときだけは無理だった。皆勤賞の俺でもそういうときはある。ちなみに俺はどこかの党員でもないし、活動家でもない。

俺と親父

親父がよく言ってた。「誰に投票しても同じや!」「こいつは当選させないという投票なら行くわ!」。俺の知る分では、親父は一度も投票しなかったはず、もしも当選させない選挙があっても行かなかっただろう。俺が選挙に行くのはこれの反動かもしれない、だって俺のからだの70%は反骨精神でできているから。

俺の20代

20代は独身で、リア充ではなかった。別に政治に興味があったわけでもなかったが、暇つぶしに選挙に行ってたのかもしれない。もしも20代の俺がリア充だったらどうだろう?それでも多分選挙は行ってたと思う、だって俺はひねくれものだから。

俺と氷河期

バキバキの就職氷河期です。今ほど「政治がわるい」「あの人が戦犯」とは言われてなかったなあとおもう。俺自身は運良く生きのこれている、そのせいか政治を恨んだりとかの感情はなかった。ただ、同世代の苦しんでいる人に「根性がないだけ!自己責任だ」とは絶対に言えない、逆にそういうの聞くとまじでムカつく。

俺と妻と家庭

妻も「投票いかなきゃ」「どうせならこの人に入れる」と選挙には前のめりの人だ。結婚すると、子供ができると選挙どころじゃないこともあるだろうが、幸い俺は選挙に行きやすい環境にいる。期日前投票したこともあったな。

自分語りの理由

誰もが俺と同じような環境にいたわけではない。どうしても行けないことだってあるだろう。政治に興味ない人もいるだろう。一票なんて無駄と考えるひともいるだろう。それは構わないし尊重すべきだ、みんな事情があるし、俺と同じ環境でもない。外に晒す文書なんでこういうやつがこういうふうに感じた補足。

選挙は祭り?

投票所に行く、夜に選挙速報を見る、自分の入れた票とか支持政党とかの結果をみる。これだけで楽しい、祭りだエンタメだ。しかしただの祭りと違って、祭りのあとの日々にも影響する。

投票しないということ

投票は義務ではない、強制ではない。投票しないということは、世の中の他の人に委任したとも言えると思う。よくわからん自分が投票して、変な人が政治家になるぐらいなら他人に判断を委ねるというのもあるだろう。もしくは単にめんどくさいという人もいるだろうが、どちらによ悪いことだと思わない。

投票義務化という話もあるらしいが、あんまりいいことだとは思えない。一生政治に無関心という人生もあっていい、そういう人がいるほうがおもろい。

投票するということ

世の中に与える影響としては、誰かを支持したという1票になる。もしくは嫌いな候補者を当選させないための1票を対抗にいれたということになる。俺はこの意味よりも、自分自身に与える影響のほうが大事だとおもっている。

自分で投票のすること意味=決断を他人任せにしない

他人任せが嫌なら立候補しろやというのもあるが、まあ俺じゃ当選しないわ、ええ年した大人ならわかるやろ? ほぼ皆勤賞で投票してるが、政権が変わったときに自分はどこに入れたかとか、大体覚えてる。 「なんであのときあそこに入れたんだろう?」「俺の1票無駄だったな」「白票でも意味あるやろ」後悔することも、徒労感もいろいろあった。 でも俺は選挙に参加した。だから責任がある、成功も失敗も後悔も無力感も全部自分のことになる。だから次の選挙はどうしようと考えられる。

素人が口出すなだと?やだね

若いやつは政治に興味ないとか、自分のこととして考えられないだとか、ごちゃごちゃ言ってるのを見るが、若い頃の俺は大した考えもなく祭りだと思って選挙に行った。それで何がわるい? マスコミに影響されて投票した、ポピュリストを見抜けずに投票した、圧勝するのにわざわざ投票した、どんな結果であれ参加しないと自分の経験にはならない。投票しないことは委任でもあり、その考えは尊重されるべきだが、どうしても当事者意識は薄れる。「俺以外の世間のバカどもがしょうもないやつに騙されて当選させた」、と政治が悪くなってきたら、あとから文句いうことができる、だって自分は参加していないのだから、全部他人のせいにできるから。

若いうちは政治なんかわからん、そのとおりだ。俺だってそうだった、ジジイになった今でも政治なんかようわからん。誰かの思惑に騙されてるのかもしれない。でも、あのときの判断は良かった・悪かったははっきり自分の中に残っている。そして次はこうすると考えるようになれた。それはテキトーだろうが投票してきたからだ断言していい。

もしも政治わからん若者が、だれかに扇動されてヤバそーなやつが当選しそうになっても構わん。少なくとも俺は阻止するために対抗に票いれる、次の選挙が仮にそんなことになっても自分で納得できるように選挙に行く、いつでも。

で、ホントに選挙は祭り?でいいの?

ええやろ。自分の選挙権をどう使おうが他人にとやかく言われる筋合い無い。ノリで選んで全然OK、選挙よりもおもろいことあるなら、そっち優先でもいい。ただひとこというと「選挙、結構おもろいで!」