日本でDNSといえばお名前.comが有名ですが、GoDaddyは海外の老舗という感じで、かなり古くから存在し、今もドメインレジストラとして健在です。今回はGoDaddyからDNS管理をRoute53に変更します。レジストラとしてはGoDaddyのままで、Transferは行いません、Transferについては、下記で動画による丁寧な解説があります。
Route53側の準備
Hosted Zone を作って終わりです。NSレコードが4つ作成されるので、それをメモります。
GoDaddy側の設定
引越し時の注意
引越とは、現在GoDaddyでDNSレコードを管理していて、かつサービスも稼働している場合を想定します。現在、AWS以外のホスティング・オンプレ環境などでサービスしており、これをAWS-EC2やELBに変更するパターンを指します。
この引越パターンの場合、GoDaddy側のNSレコードTTLを短くできるとよいのですが、残念ながら、NSレコードのTTLは調整出来ないようです。
上記の通り、TTLは1日で固定なので、1発で引越とは行かず、必ず平行期間を経ることになります。
1. Route53のレコードをGoDaddyの既存レコードと全く同じにする
2. GoDaddy側のNSレコードを書き換える(上記でやったこと)
3. 1日待つ、この間は平行期間となる
4. GoDaddy側のレコードが参照されていないことを確認する
5. Route53側のレコードをAWSサービスに向ける
まとめ
DNSに関しては、半端な理解に対して警鐘をならすエントリがたくさんあります。
http://wp.kaz.bz/tech/2013/04/15/1606.html
浸透いうな!
このエントリでは表層的な部分についてしか触れていませんが、しっかり理解して意のままに制御できるようにしたいものです。