続 カッコの付け方

AWSを始めとしたクラウドコンピューティング全般と、唯一神emacsにおける()の付け方についてだらだら書きます

Amazon WorkSpaces ゼロクライアント対応

つい最近東京リージョンでサービス開始したWorkspacesですが、新たにゼロクライアントの対応がされました。

https://aws.amazon.com/jp/blogs/aws/workspaces-zero-client/

で、ゼロクライアントって何?ということですが、私も知りませんでした。このゼロクライアントとは、既に2年前ごろから存在し、ハードウェアとしてのシンクライアントそのもののようです。単にゼロクライアントと言ってしまうと、各メーカーが独自に出しているもの(Sunの物は見たことが有ります、DellDell専用で出しているみたいです)も当てはまってしまいますので、WorkSpacesをコントロールできるのは、Teradici社製の第2世代 (Tera2)チップを搭載した PCoIP対応のハードということになります。

実際どのようなハードがあるのか調べてみました。手元に無いので、検証は出来ません、すいません。。。

HP

http://h50146.www5.hp.com/products/thinclient/t310/

ELSA

http://www.elsa-jp.co.jp/products/remotegraphics/vixel_d250/index.html

上記は、今までのシンクライアントのイメージです。ELSAの方は価格もありました。ASKULやぷらっとオンラインなどで買えます。45,000円弱です。

Atrust

http://www.atrustcorp.jp/zeroclient/a100W.html

モニタ一体化型も有るようです。少々贅沢な使い方ですが、掲示板のような使い方も有りではと思います。タッチパネルでマウス操作出来るだけでも、色々可能性が広がりそうです。

実機が無いので検証は出来ませんが、EC2でWorkSpacesへの接続マネジャーの構築が必要のようです。こちらのAMIは無料提供とのこと。

今現状では、PCがすでにある場合が殆どで、激安PCと比べてしまうとゼロクライアントの価格メリットはそれほど感じませんが、ローカルストレージ根本的に持てない事で、よりセキュアな環境が構築可能であったり、リソース(人)の増減に柔軟に対応出来たり、クライアントマシンへのログインがそもそも無いので、大学のコンピュータルームなどでの活用が考えられます(普段はBYODで、講義はゼロクライアントで、といつも同じ環境で)。今後、さらにWorkSpacesが便利になることにより、活用のフィールドは更に広がりが見られると思います。