続 カッコの付け方

AWSを始めとしたクラウドコンピューティング全般と、唯一神emacsにおける()の付け方についてだらだら書きます

Linux

Healthchecksで定期実行ジョブの着火もれを検出する

日次でも月次でも、まず殆どのシステムで何かしらのバッチジョブというものを動かしていると思いますが、 そのバッチが確かに実行された ことを保証・監視することは結構難しいです。ジョブが起動しましたのタイミングでログを書き、終わってもログを書くと…

CetosやAmazonLinuxのマイナーバージョン固定と注意

どうしても古いバージョンのcentosを使いたいことがあったとします(やめといたほうがいいですが) そんな時どうするかと、それによる注意点を書きます。 バージョン固定の方法 centos5系 /etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repoを直接編集 mirrorlistはバージョン…

俺のオワコンコマンド整理

2015年 オワコンコマンドを整理します。 去年の自分なら、「オワコンコマンドも yumで入れればいいじゃないか!」と思っていましたが、どうやら時代がそれを許してくれないようです。Dockerをやるつもりがあるなら、代替可能な古いコマンドを使うのは捨てた…

find & xargs で ディレクトリ内一括置換、リカバリも考えて

私は考えていた。 「このままEmacsの道を歩むのか、それともatomとやらを使うべきか。。」 atom使ってみたけどいい感じ!Emacsキーバインドも使えるし、、と思ったけど、私だけにとって致命的な欠陥が、commandキーを altキーと扱ってくれない点です。もっと…

lsyncdで双方向同期するなら、delete='running' がいい

lsyncdを使って、2台のサーバ上のファイルを双方向からの同期を検証していた時に、予期せぬファイル削除が発生しました。その謎と対処方法について迫ります。 lsyncdで双方向同期とは? lsyncdは自分の特定のディレクトリを見張り、変更(ファイルの追加、変…

monitで設定変更 & restartしても 反映されない時

プロセスがの死活を監視して、死んでたら勝手に再起動をかけてくれるというシンプルなデーモン monitですが、設定を間違った後に修正しても反映されないことがあります。そんな時はまず # monit summary で、現状を確認 Process 'hoge' Not monitored とでた…

netstat, Deprecatedのツケを払う

2012年あたりからネットワーク系のコマンドはメンテナンスしていない、ということで、廃止予定 Deprecateとなっていたコマンド群が、rhel7系から遂に(デフォルトインストールで)サポートされなくなりました。ということで、今まで手に馴染んたコマンドを捨て…

perl/python/rubyなど、スクリプト実行中の標準出力を、リアルタイムでリダイレクトできないとき

突然ですが、このコードを走らせている途中で in.txtを tail -f とかしたらどうなるでしょう? $ cat loop.pl #!/usr/bin/perl use strict; my $i = 0; while(1) { $i++; print STDOUT "hello".$i."\n"; print STDERR "hello-error".$i."\n"; sleep(1); } $ …

クラウドUTC -> JSTへシステム時刻変更時の注意点

awsをはじめ、各種クラウドコンピューティングでは、インスタンス起動直後はUTCをシステム時刻にしています。ある程度のボリュームのあるサーバー運用を見込む場合は、予めJSTに変更したAMIを利用するのが最善だとおもいますが、いくつか注意点があります。 …

dnsmasqでお手軽DNS

サーバー管理者の立場で、WindowsにあってLinuxにないものは、なかなか見当たりませんが、クライアントPC側にDNSキャッシュがWindowsにしか無いということを最近知りました。最近のルーターならば、キャッシュDNSつまりnameserverとしてはルーターにお任せで…

極小のファイルシステムを作る

アプリケーションの動作テストにおいて、DiskFullで落ちる状態をテストしたいと要望を頂きました。 Linuxの場合、quotaやLVMやら、それらしいものがあるのですが、結構面倒です。AWSの場合、極小のファイルシステムといってもEBSの最小単位は1GBなので、空き…