Google Cloud Monitoring はGCEのVMインスタンスやディスクのリソース監視やアラート、さらにはエンドポイント監視ができるものです。AWSでいうところの CloudWatchです。が、もともとはstackdriverというサービスをGCPに取り込んだものという経緯があります。長らくリミテッドプレビューでしたが、いよいよBetaとなり、ガチ運用も踏まえてためしてみました。私はstackdriverを使ったことが無いので、ガチ使いしていた人は間違ってたら教えて下さい。
おしながき
大体の機能はスクリーンショットのみにします。見てもらったほうが早いです。
Cloud Monitoring 有効化
プロジェクトオーナーのみが有効化可能です。編集可能ユーザーでも無理ですのでご注意。あと、APIも有効化しておきましょう。APIの有効化はプロジェクトオーナー以外でも可能です。マニュアルに書いてないですが、おそらくやっておかないとCustom Metricsが打てないと思うので、後々響くはず。
エージェント導入
エージェントを入れないとかなり低機能となってしまうので、入れたほうがいいです。Cloud Monitoringのキーが必要なので、下記をメモっておく。また、これもプロジェクトのオーナー以外は、キー自体見ることができないようです。
あとは管理対象インスタンス上で下記を
curl -O https://repo.stackdriver.com/stack-install.sh bash stack-install.sh --api-key=<cloud monitoring api key>
アラーム試し
スクリーンショットのみです。使いやすいです。
Notificationとして 最近流行りの Hipchat
や Slack
にも投げられます。Webhookで汎用にも対応。
MDで文章追加もできる。テンプレートとか効くかどうかはまだ調べてない
Ackとかもいける。
プラグインでapacheのステータス確認
これもドキュメントのまんまですのでやり方は割愛。結果こんな感じです。インスタンスの中に出てきますね。
エンドポイントの監視
簡単に言うとWeb/URL監視ですね。これもスクリーンショット見てください。
まとめ
さすがは元単体のサービスと思うぐらい、よく出来ています。
- GAはよ
- お値段は?(タダってことはないよね。ないよね。ねっ)
- エンドポイント監視うれしい
Hipchat
campfire
Slack
に投げつけられるのもいい。- プラグインでアプリ(ミドルウェア)に一歩踏み込んだ監視も可能
- /opt/stackdriver/以降をみてみると、nagiosやらなにやらが。。
さすがにこれがタダってことは無いと思うけども、そんな常識が通用しないのがgoogleの面白いところ。しかし、本当にこれがタダなら価格破壊もいいとこ、ビビるわ。