続 カッコの付け方

AWSを始めとしたクラウドコンピューティング全般と、唯一神emacsにおける()の付け方についてだらだら書きます

Google Cloud Monitoringを試し、そしてビビる

Google Cloud Monitoring はGCEのVMインスタンスやディスクのリソース監視やアラート、さらにはエンドポイント監視ができるものです。AWSでいうところの CloudWatchです。が、もともとはstackdriverというサービスをGCPに取り込んだものという経緯があります。長らくリミテッドプレビューでしたが、いよいよBetaとなり、ガチ運用も踏まえてためしてみました。私はstackdriverを使ったことが無いので、ガチ使いしていた人は間違ってたら教えて下さい。

おしながき

  • Cloud Monitoring有効化
  • (なくても一応動くけど)エージェント導入
  • アラーム試し
  • プラグインapacheのステータス確認
  • エンドポイント監視

大体の機能はスクリーンショットのみにします。見てもらったほうが早いです。

Cloud Monitoring 有効化

プロジェクトオーナーのみが有効化可能です。編集可能ユーザーでも無理ですのでご注意。あと、APIも有効化しておきましょう。APIの有効化はプロジェクトオーナー以外でも可能です。マニュアルに書いてないですが、おそらくやっておかないとCustom Metricsが打てないと思うので、後々響くはず。

f:id:iga-ninja:20150308020417p:plain

エージェント導入

エージェントを入れないとかなり低機能となってしまうので、入れたほうがいいです。Cloud Monitoringのキーが必要なので、下記をメモっておく。また、これもプロジェクトのオーナー以外は、キー自体見ることができないようです。

f:id:iga-ninja:20150308020515p:plain

あとは管理対象インスタンス上で下記を

curl -O https://repo.stackdriver.com/stack-install.sh
bash stack-install.sh --api-key=<cloud monitoring api key>

アラーム試し

スクリーンショットのみです。使いやすいです。

f:id:iga-ninja:20150308014741p:plain

Notificationとして 最近流行りの HipchatSlack にも投げられます。Webhookで汎用にも対応。

f:id:iga-ninja:20150308014831p:plain

MDで文章追加もできる。テンプレートとか効くかどうかはまだ調べてない

f:id:iga-ninja:20150308014938p:plain

Ackとかもいける。

f:id:iga-ninja:20150308015009p:plain

プラグインapacheのステータス確認

これもドキュメントのまんまですのでやり方は割愛。結果こんな感じです。インスタンスの中に出てきますね。

f:id:iga-ninja:20150308015121p:plain

エンドポイントの監視

簡単に言うとWeb/URL監視ですね。これもスクリーンショット見てください。

f:id:iga-ninja:20150308015156p:plain

まとめ

さすがは元単体のサービスと思うぐらい、よく出来ています。

  • GAはよ
  • お値段は?(タダってことはないよね。ないよね。ねっ)
  • エンドポイント監視うれしい
  • Hipchat campfire Slack に投げつけられるのもいい。
  • プラグインでアプリ(ミドルウェア)に一歩踏み込んだ監視も可能
  • /opt/stackdriver/以降をみてみると、nagiosやらなにやらが。。

さすがにこれがタダってことは無いと思うけども、そんな常識が通用しないのがgoogleの面白いところ。しかし、本当にこれがタダなら価格破壊もいいとこ、ビビるわ。