日々新しい機能が追加されるAWSですが、コマンドラインツールは是非入れておいたほうが良いです。botoを始め、プログラミングのために、各種言語用ライブラリもいいですが、コマンドラインが一番簡単に機能を試せます。
また、新機能が出るたびに頻繁にバージョンアップするので、素直にvirtualenv環境で入れておくべきです。python使い以外にはあまり馴染みがないですが、我慢して覚えましょう。ruby使いなら、rubyの rvmやrbenv (どちらかというと rbenvに近い)とほぼ同じです。とにかく、rootでインストールしていると後々面倒になるので、サクッとvirtualenvで入れてしまいましょう、updateも簡単
$ pip install awscli -U$pip freeze
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awscli==1.4.2
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お、試しにやってみたら、1.4.2に上がりました。
折角なので、S3のコマンドを打ってみましょう。cliを使うには、credentialが必要です。対話形式で設定するなら。
$ aws configure
終わったら ~/.aws/config に保存されています。
S3のコマンド群を打ってみましょう
$ aws s3 ls2014-08-04 18:53:36 imaoka-test-trail
2014-05-07 19:25:04 input-tc
おお、返って来ました。ftpとは違うので、cdとかは出来ないですが、バケットの頭から全部ダウンロードするなら
$ aws s3 cp s3://output-tc/ hoge --recursive
--dryrunとかつけると、文字通りドライランで事前確認できます。S3にあるものをバックアップすることは、あまり無いかもしれませんが(バージョン管理機能も備わっているので)、S3 -> S3 でも S3 -> Localでも気軽にバックアップ&リストア可能です。
s3 コマンドのリファレンスはこちらをご参照ください。
http://docs.aws.amazon.com/cli/latest/reference/s3/index.html