続 カッコの付け方

AWSを始めとしたクラウドコンピューティング全般と、唯一神emacsにおける()の付け方についてだらだら書きます

AWS

AmazonLinux で python2.7 + apache + djangoを構築する

AmazonLinuxは特にLL用のrpmをどっさり用意してくれています。pythonの場合は、ベースが2.6ですが、2.7のrpmが用意されています。2.7でmod_wsgiをやる方法について、書いておきます。 方針ですが 1. なるべくrpmだけで解決したい。ソースコンパイルはやらな…

RDSスナップショットでリストアしてみる

皆さんバックアップしていますか? もちろんしてますよねー じゃあリストアしたことありますか? したことないです、ではダメですよねー バックアップはリストアが正常に動くことがわかって初めて意味をなします。家に着くまでが遠足と同じです。というわけ…

Amazon Linux 2014.09 リリース

もう数日で9月も終わりですが、 amazon linux 2014.09 がリリースされました。python 2.7 がベースになるとロードマップにあったような気がしましたが、そうはならなかったです。それでも python2.7のrpmパッケージを素で用意してくれてあるので、ソースから…

健気に頑張るElasticBeanStalk

ElasticBeanStalkのマネージメントコンソールから行っていることを、botoやAPIで行う場合、どうやるかをメモっておきます。botoもaws cliもほぼ同じだと思いますが、プログラミング言語のほうが色々便利なので、boto & pythonでやります やることは、アプリ…

ElasticBeanstalkもSSD-EBS対応可能に

ElasticBeanStalk(略してEB)は、AWSにおけるPaaSのようなものです。基本的には開発者はインフラのことを考えずに、プログラミングに専念できるものですが、IaaS主体であるAWS上のPaaSですので、サーバースペックを柔軟に選ぶことが出来ます。 今回、EBにおい…

RDSのt2インスタンス CreditBalanceがモニタリング可能に

以前書いたエントリで、RDSにおいて t2 インスタンスを使った場合のCPUクレジットのメトリックスは取れませんでした。 http://blog.seesaa.jp/cms/article/regist/input が、今日見てみるとちゃんと取れるようになっております! すばらしい! これをもって…

AWS ElastiCacheでt2インスタンス

t2インスタンス提供開始から数ヶ月で、ElastiCacheにおいても対応されました。 http://aws.typepad.com/aws_japan/2014/09/elasticache-t2-support.html 先のエントリでRDSにt2が来たことも書きましたが、これにて主要なサービスはほぼ全てt2対応となりまし…

CloudWatch Logを使う

弊社でも絶賛活用しているCloudWatch Logsについて、未だエントリがなかったので書きます。CloudWatchはサーバの負荷や正常性、各種パフォーマンスカウンタを提供していますが、新たにLogsという、名前の通り、ログの監視ができるようになりました。 ログの…

AWS マネージメントコンソール EC2の絞り込みが便利に!

EC2インスタンスの操作は、全部コマンドでやるのが真の漢ですが、マネジメントコンソールからもついついやってしまうのが人間というもの。最近のアップデートで、EC2インスタンスの検索バーが賢くなったみたいなので、試しました。 とりあえずおもむろに検索…

VPCでグローバルIP有り、IGW有りで特定のIPアドレス向けにだけ、NATを通す方法

既にグローバルIPアドレスを振っているにもかかわらず、サーバーからのアクセスは特定のIPアドレスだけにしたい場合、どうしようかという話です。そんなケース有るの?と思いますが、例えばブラウザからのGETを受けて、他のサーバーへRESTなどGETを投げる場…

そろそろ OS X Mervericsにアップデートする

もう次のバージョンが出そうというところですが、今更 Marvericsksにアップデートしました。やっぱり色々ハマりました。 1ハマり iTerm2が動かない ターミナルが動かないと仕事が出来ないじゃないか!と冷や汗が出ましたが、brewのシンボリックリンクが切れ…

RDSのMySQLキャッシュウォーミングって何?

AWSブログにて、RDS MySQLにおけるキャシュウォーミングがサポートされました。 http://aws.typepad.com/aws_japan/2014/09/rds-mysql-cache-warming.html で、キャッシュウォーミングってなんぞやということですが、上記ブログから抜粋させてもらうと。 MyS…

S3静的ファイルホスティングで、Content-Typeがうまくいかない時

S3でお得に静的ファイルのホスティングをすることは、もはや聖闘士AWS使いの常識ですが、Content-Typeヘッダーでハマることがあるので、ご注意ください。 今や、S3へのアップロードが行えるクライアントソフトウェアはよりどりみどりですが、物によってはCon…

DynamoDBつかってみた(考えてみた)-その2

前回の続きでDynamoDBについて。 DynamoDBはKVSですが、完全なKVSよりも柔軟性があります。 まず、テーブルに絶対必要なのはKeyです。Keyは文字通り、それ(ら)によって一意になります。 Keyには2種類あり、Hash のみ OR Hash + Rangeで構成されます。 Hashの…

Amazon zocalo 使ってみた

Aamazon Zocaloが一般利用可能になりました。 http://aws.typepad.com/aws_japan/2014/08/zocalo-general-availability.html 残念ながら、日本リージョンでのサービスインはまだですが、プレビューを試していたので、ブログ書いた気がしていたのですが、書い…

VPC Peering & Workspaces

WorkspacesのうまみはVPCの中に入り込める点にあると思っています。オレゴンのテスト環境は、Workspacesを先に作って、そこにサーバーを建てたので、サーバー群とWorkspacesが同一VPCにいる状態でした。今回東京にWorkspacesをQuickで何も考えずに作ってしま…

AWS DynamoDB 入門

AWSのWebサイトでは、DynamoDBの説明として DynamoDB は高速な完全マネージド型 NoSQL データベースサービスで、任意の量のデータを格納、取得し、任意のレベルのリクエストトラフィックを処理できます。 と記載されています。NoSQL? KVS? RDBとは違うことは…

Route53でリージョン跨ぎフェイルオーバー

Route53をただのDNSサーバーとして使うのはもったいないということで、HealthCheckを機能を使ってみました。使いどころとしては、異なるリージョンでELBを立ててfailover構成を組むことですが、今回は小規模に単純なWebサーバーfailover構成を作ってみます。…

クラウドUTC -> JSTへシステム時刻変更時の注意点

awsをはじめ、各種クラウドコンピューティングでは、インスタンス起動直後はUTCをシステム時刻にしています。ある程度のボリュームのあるサーバー運用を見込む場合は、予めJSTに変更したAMIを利用するのが最善だとおもいますが、いくつか注意点があります。 …

ELBと [apache] mod_extract_forwarded 改め mod_remoteip

ELB配下のEC2(Web/Appサーバー)へのアクセスは、全てELB経由のアクセスとなるため、ELBがつけるX-Forwardes-Forヘッダーを参照することで、アクセス元のIPアドレスを確認出来ます。これをX-Forwarded-Forではなく、Remote-Addrを書き換える事によって解決し…

awscliを使おう

日々新しい機能が追加されるAWSですが、コマンドラインツールは是非入れておいたほうが良いです。botoを始め、プログラミングのために、各種言語用ライブラリもいいですが、コマンドラインが一番簡単に機能を試せます。 また、新機能が出るたびに頻繁にバー…

Amazon SNS のHTTP(S)通知を試す

最近Amazon SNSのアイコンはMobile Services に吸収されたばかりですが、モバイルのプッシュ通知だけでなく、AWS内部で発生したイベントを外部に通知するという目的でもSNSはとても役に立ちます。 すぐに思い浮かぶのは、障害発生時や、SESやDataPipelineと…

AWS Trusted Advisorにアドバイスしてもらう

転ばぬ先の杖という言葉があります。 AWSは手軽に、簡単にスタートできるのが売りではありますが、十分な情報の調査を行わなくてもできちゃうことが後々問題になってしまうことが有ります。そんなところをTrusted Advisorという機能が的確に指摘してくれます…

AutoScalingライフサイクル管理を使ってみた

AWSの特徴に、AutoScalingという機能があります。CPU使用率やネットワーク呼量に応じて、ロードバランサー配下にインスタンス(サーバー)を自動で追加する機能ですが、最近のアップデートで「ライフサイクル管理」という何やら聞き慣れない機能が追加されまし…

AWS t2インスタンスをRDSで使う

AWSにおけるDBマネージドサービス、RDSにおいて、t2インスタンスタイプがサポートされました。 t2インスタンスについては、以前、当ブログでも触れていますが、CPUクレジットというポイントを使うことによってCPUをバーストさせるものです。CPUクレジットは…

.ssh/confを便利に使う

sshでログインする先が増えてきたところで、そろそろ何とかしたいと思い、整理しました。 .ssh/configを使えば、簡単に管理できるのは知ってたのですが、例えば、踏み台を経由して多段ログインする場合もconfigに記載すればたとえ鍵認証であっても、踏み台側…

遅延発生装置を作る-ルーター編

次回の続き、遅延発生ルーターを作ります。 ネットワーク構成はこのようになります。 サーバーA(subnet 16) 172.31.19.82/20 サーバーB(subnet 64) 172.31.77.166/20 ルーター 172.31.16.254/20, 172.31.64.254/20 ルーターを突っ込むだけでは、全部デフォル…

遅延発生装置を作る

今回はAWS上で遅延発生装置を作ってみたいと思います。 Linuxの場合、tc コマンドを用いるのが一般的です。 サブコマンドとして netem というのも使います。ではサクッとやってみます。 この手のカーネルに近いコマンドは、もちろんrootでやります。 # tc qd…

AWS t2 インスタンスを使ってみる

昨日アナウンスされたばかりですが、AWS EC2 に新しいインスタンスタイプが追加されました t2 インスタンスです。 http://aws.typepad.com/aws_japan/2014/07/low-cost-burstable-ec2-instances.html t は tinyの略だと思っていましたが、(t1のころは確かに…